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先驅者の詩 混声合唱とピアノのための (委嘱初演)

みなさん、おはようございます!首藤健太郎です。
少し前の出来事ですが、委嘱作品のリモート初演をしてくださったお話をしたいと思います。

演奏は、湘南高校合唱部!

岩本達明先生・湘南高校合唱部の委嘱による作品は今回が2回目となります。
湘南高校 夏の演奏会の オンライン初演で 2020年8月10日に演奏いただきました。
指揮は岩本達明先生、合唱は神奈川県立湘南高等学校合唱部の皆さん、ピアノは織田祥代さんです!

リモート初演!

今回は、大変難しい状況の中、リモート初演という形で演奏をしていただきました。
本当に大変なことだったと思います。
それにもかかわらず、大変熱のこもった素晴らしい演奏をありがとうございました!

詩の内容について

詩人の山村暮鳥は多くの素晴らしい詩を残しましたが、苦しい生活をしていたようです。そんな嵐のような過酷な状況におかれた自分を認め、それに屈せずに自らがその嵐のようになって前へ突き進んでいく様子を描いた、非常に強いメッセージの詩です。読むものに勇気と希望を与えてくれる言葉たちに作曲していると、自分自身が励まされているように感じずにはいられませんでした。恐らく、どんな人間でも苦しさや厳しさを感じることがあるのではないでしょうか。もしそのような場面に出くわしても、屈せずに、受け入れ、そして立ち向かい、未来を切り開いて行くことができる、という思いを音楽に込めました。
ぜひ、リモート初演の動画をご覧くださいませ!

バーチャル解放区の演奏も、とても丁寧で美しいハーモニーでしたね!

ちなみに、前回の委嘱作品はこちら↓です。

それでは、音楽から勇気や元気をもらって、本日も、良い1日になりますように!

shuto