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東京芸大 楽理科・指揮科入試 和声法 


 東京芸術大学学部の楽理科の和声法の入試問題というと、これまで、『和声―理論と実習』 シリーズの 1巻と2巻  いわゆる赤本黄色本と呼ばれるものを習得すれば解ける問題でした。これは日本式の和音記号を用いたもので、西洋の伝統的な数字付き和声とは異なります。
 大文字のローマ数字で度数を書き、転回形の場合はそのローマ数字の右上にアラビア数字で転回指数を、7や9の和音などを意味を表すアラビア数字を度数の右下に書きます。私首藤健太郎自身は、受験勉強の際は、そのメソッドで習得しました。独習もできるくらい細かに書かれたこのシリーズは、記号と文章の難解さ、日本では通じるが海外では通用しない・・・、実作品の例や時代背景を含めた説明が無い等というデメリットもあるわけですが・・・。入試や入学後の授業など、このスタイルも数年前くらいから変わってきています。
 大学の集団授業でも使われるようになった『新しい和声──理論と聴感覚の統合』いわゆる新しい和声と呼ばれる本は、「新しい」と書いてはいますが、むしろこちらの方が、西洋クラシック音楽における伝統的な記号である「数字付き低音」を用いています。これは、和声の低音である「バス」の音符に数字や記号を付すことによって、バスの上方の音程を示す方法です。この「数字付き低音」は、バロック時代の作品によくみられる「通奏低音」パートの楽譜がそうで、演奏の際に用いられていました。こちらも長所短所あるわけですが、何にせよ初心者にはちょっと分かりにくいですし、単元ごとの小さな課題があまり無いのです。
 さて、この「新しい和声」の3和音に相当する部分を習得すると、タイトルにも書いた入試問題をおおよそ解けるというわけです。
 ただ、メソッドが変わったことに加え、赤本と黄色本で学んだ経験がない人にとっては、いきなり新しい和声で学習するのはとっつきにくいのです。そのため筆者の生徒さんたちには、新しい和声はもちろん、赤本と黄色本も用い、過去問題、自作の模試問題を解きながらの内容で、多角的にアプローチしています。
 生徒さんの中には、習得期間が4ヶ月ないくらいしか時間がなかった方やですが、1月からという開始で、わずか2ヶ月という非常に短い期間の方もいました。非常に熱心に粘り強く取り組んでいました。週2〜3回レッスンしたこともありました。めでたく2人とも合格してよかったです(近頃は間際になって連絡を下さる方もいますが、なるべく早めにご連絡ください。)。
 お二方とも遠方からだったので、ずっとzoomでのレッスンでした。私は滋賀県に住んでおりますが、場所はどこからでもOK。日本語ができてzoom環境があればレッスン可能です。むしろ、すぐにPCのデータを用いたり楽譜ソフトを使いながら示したりできるし、移動の時間がなく、むしろこのような遠隔レッスンの方がメリットが多いとは思います。
 さて、当音楽教室である、Shuto Music Schoolでは、東京芸大学部の指揮科・楽理科の和声対策として、約20数回程度(進度により個人差あり)のレッスンで合格レベルに到達できるようにカリキュラムを組んでいます。この講座のレッスン料金は1回1時間あたり10,000円で決して安くはないですが、筆者の熱の入れようでレッスンがやむなく超過する場合は追加料金なし、レッスンが思いのほか早く終わってしまった場合は早く終わった分レッスン料金を割引(例として、30分早かったら5000円引き)しています。
 新しい和声はもちろん、赤本と黄色本も用い、過去問題、自作の模試問題や小〜大課題を解きながらの内容で、多角的にアプローチします。また、受験対策用のオリジナル問題(解答付き)も販売開始しております。模試10問セットも販売開始しました!解答例付きですので、ぜひ試験問題に慣れたい人はどうぞ!レッスン受講生には必要な問題はお配りしていますので、もちろん購入の必要はございません。
 指揮科や楽理科を受けたい人、ぜひ和声もしっかり学びましょう!今年度の受験を受けたいという方は、まだ間に合う可能性は高いです。合格に向けてレッスンを受けたい方は、こちらの「お問い合わせ」を選択いただき、ご連絡をくださいませ。


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