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自宅で簡単![ながらボイトレ]のやり方②呼吸法










そんなお悩みを持っていませんか?
今日は腹式呼吸の方法とその見極め方を伝授します。
クラシック声楽の先生、ヨガの先生、ミュージカルの先生、呼吸法の先生から教わった呼吸法は、私が心地の良い呼吸法は全部違いました。

なので良いとこを集めたものを”ながらボイトレ”としてご紹介します。





まずは「腹式呼吸」を忘れる!





「腹式呼吸」をしたければ「腹式呼吸」を忘れてください! それよりも、正しい姿勢で呼吸をすることを意識してください。





なぜなら、意識をすると「脱力」できないからです。みなさんご承知の通り、いい発声に「脱力」というのは大きな鍵になります。しかし「脱力しなきゃ」と思うとどうしてもチカラが入るものです。
まずは「腹式呼吸だからここのチカラを抜かなきゃ」とか「ここを膨らまして」とかそういうことは一切忘れてください。
「脱力して歌う」と言っても、最低限立っているのに必要な筋肉、呼吸するのに必要な筋肉、血液を送り出すのに必要な筋肉など、脱力できない筋肉もあります。





では、基本中の基本。姿勢です。

と言って背中をまっすぐにぴーんとしたあなた!
チカラ入ってますよ!!

「脱力したいので、横になってください」と言いたいところですが、ここでは「ながらボイトレ」の紹介なので、そんなことは言いません。なので「歩いている時のながらボイトレ」として活用してください。散歩中・通勤中が最適です。





実際、力みすぎている方には歩きながら発声してもらうこともあります。そうすると、無駄なチカラを排除しつつ、発声に最低限のチカラだけを使って発声できます。





あえて意識して呼吸する









最初にすべきは”意識化”です。意識して普段の呼吸をしたことありますか?腹式呼吸の時だけ意識しても、普段の呼吸と何が違うのか把握しないと始まりません。
何事も”可視化”すると腑に落ちます。それと同じことなのですが、空気は見えませんし、体の中も透視できません。なのでイメージするチカラがとっても大事です。





まずは現状把握です。今のあなたの呼吸についてどんな状態か把握してみましょう。
息を吸うと、色や香りのついた空気があなたの体の中に入るイメージを持ってください。
吸うときは、鼻から吸っていますか?口から入っていますか?
管を通って、首を通って、
この辺りの筋肉がちょっと動いて、
空気がこの辺りに溜まって、吐くときは、、

っというようにやってみてください。 このイメージをする時のコツは、客観的に見ることです。今のあなたをなるべく詳細までイメージしてください。





いかがでしょうか?イメージできましたか?どんな呼吸をしていましたか?
これは、緊張緩和にも使える方法です。自然と心が落ち着いてきます。





腹式呼吸イメージ





体内をイメージすることに慣れましたか。次は下記の通りイメージしてみてください。





①直径5mmのホースのような透明なチューブを2本イメージします。
②2つの鼻の穴から頭頂部に向かってそのチューブを1本ずつ入れます。
③頭蓋骨にチューブがぶつかったら、そのまま後頭部を伝って下りて行きます。
④首の後ろ辺りで、2本とも背骨に接続します。
⑤背骨の中心にもチューブを通します。
⑥腰の辺りでチューブの先に風船をつけます。





首藤はる那呼吸法イメージ




これで準備が整いました。では、チューブを通してゆっくりと空気を入れてみてください。最初に行ったように色や香りのついた空気を吸うイメージを忘れないでくださいね。





現状の呼吸との違いはどこにありましたか?腰の辺りで風船は膨らみましたか?お腹や、胸、方で膨らせていませんか?今一度、もっと細部までイメージして繰り返し行ってみてください。





もちろん腰にチューブはさせませんし、腰に空気は入りません。何度も言いますがなるべく詳細に緻密にイメージすることが大切です。









正しい呼吸の見極め方。





「正しい呼吸法」がわからない場合の「正しくない呼吸を排除する」方法です。「呼吸をする」という行動を追加するより「呼吸を排除する」という消去法の方がシンプルに体全体の脱力にもつながります。





一番簡単な方法を紹介します。上半身が映るように鏡の前で呼吸をしている自分の姿をよく観察してください。どこが動いていますか?





一番気をつけて欲しいところは「肩」です。肩はどう動いていますか? 答えは「どうも動いてはいけない」です。

かといって、動かないようにチカラを入れるのは、さらにNGです。

なんだか、チカラが入ってるんだか、脱力してるんだかよくわからなくなってきましたか? そんな時は、グッと肩にチカラを入れて、フッと脱力。
これを繰り返して「ノーマル」に戻してください。





基本のロングトーン





logtone




なんとなく呼吸のイメージがついたら、ロングトーンに移ります。正確には声はまだ出さないので、エアーロングトーンですね。
大事なポイントは、”出だしから最後まで息の量を均一にする”です。





この練習は下記の悩み解決になります。
・ロングトーンが続かない
・ロングトーンの音程が安定しない、
・ロングトーンが響かない
・リップロールができない or なかなか続かない
・タントリルができない or なかなか続かない





最初から”歩きながら”は難しいかもしれません。イメージする事に慣れるまでは”ながらボイトレ”はやめておきましょう。





では始めます。
1)4秒間で吸います:先ほどのイメージ通りに鼻からチューブを通って腰の風船を膨らませます。
2)4秒間キープします:80%くらい風船が膨らんだら停止します。その時のイメージは風船のやストーロの口をぎゅっと塞ぐのではなく、風船から空気が抜けないように風船本体の周りにある筋肉でキープする。
3)8秒間で吐き切る:無理なく、空気が自然と抜けるようなイメージ。かつ、最初から最後まで均一の息の量になるようにサポート。
4)4秒間キープします:この時も風船のやストーロの口は解放したままにしてください。
5):1〜4を繰り返します





いかがでしたでしょうか。
明確にイメージが持てましたか?
何かわからない事などありましたら、ツイッターやFBから質問を受け付けておりますので、お気軽にどうぞ!





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