Blog ボイトレ方法
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自宅で簡単![ながらボイトレ]のやり方①リップロール
こんにちは!ShutoMusicヴォイトレ講師の首藤はる那です!
おうち時間、どのように過ごしていますか。
今日は、自宅で簡単にできる一番基礎的なボイトレ方法についての記事です。
・歌がうまくなりたい!
・話してるとすぐ喉が乾く
・よく喉が痛くなる
・声が出しにくい
など、声にまつわるお悩みをお持ちの方、すべての方に効果のあるトレーニングです。
それは王道の「リップロール」(リップトリルとも言われます)
世界的なオペラ歌手ジョイス・ディドナートでもアリアナ・グランデでも行っています。ググればたくさんの方がすでにリップロールの効果や原理を解説してくださっています。なので、本記事では首藤はる那が独自に考える「リップロール」について掘り下げたいと思います。
リップロールは初心者からプロまで!
正しいリップロール状態は、歌うためにパーフェクトな状態。
呼吸法の観点から見ても、発声の観点から見ても、パーフェクトな状態です。
プロの方でも、毎日の発声練習に取り入れています。
呼吸にするのに必要な筋肉は「呼吸筋」です。
吸う時と吐く時では使う筋肉が違います。もちろん、日常的に使っている筋肉の一つです。
きっとこの記事を読んでくださっている方であれば、歌う時には「脱力が大事」だということはご存知だと思います。カチカチに強張っていては、誰だっていい声は出ません。
しかし忘れていけないのは、「脱力」するために体を支えて頑張っている筋肉がいることです。全身脱力したら立ってられませんね。
その筋肉を無理なくちょうど良いバランスで鍛えるためにもリップロールは有効です。ちなみに歩きながらすると、必要最低限の力で体を支えつつ、トレーニングできます。
きっと「1秒もできないよ」という方も多いと思います。その原因の一つはこの吐くために使う筋肉へのアプローチがうまく出来ていないことです。その場合にはロングトーン法から始めてみましょう。
呼吸法も一緒に習得出来ちゃうリップロール。
絶対やらなきゃ損です。
ロップロールの2つのコツ。

大事なコツは たった2つ!
・1「吐く息の量」
・2「口角の絶妙なチカラ加減」
・1「吐く息の量」
日本語は、話す時に息をたくさん必要としないので、基本的に息を吐くチカラが足りません。それは日本語の仕組みのせいなので、誰のせいでもありません。
思ったよりも勢いよく息を吹いてみるとできるかもしれません。
・2「口角の絶妙なチカラ加減」
口角のチカラ加減ですが、これは本当に絶妙で言葉でも動画でも伝えにくい部分です。少しあひる口にする様に口角をあげる様にして見てください。ストローで飲み物を飲むときに使うチカラ加減くらいです。
チカラを入れすぎると間違ったリップロールになってしまいますので、唇は必ず柔らかく保ってください。私の生徒さんは、人差し指と中指を口角あたりに当てて、少し持ち上げるとやりやすいという方が多いです。
まずは1ヶ月、続けてみよう!

私が今まで教えてきた生徒さん、全員ができるようになりました!早い方では1週間でコツをつかみ、1ヶ月後には難なくできるようになった方もいらっしゃいます。70歳を超えた方でも5ヶ月でできるようになりました。
おすすめの練習場所はお風呂場です。生徒さんに教えてもらいました。湿度もあり血行も良く、良い環境が整っています。
何事もそうですが、やはり継続です。スクールに毎週通っていただいても週に1度ではなかなか上達しません。1週間に30分より、毎日の5分です。
わかっていても毎日続けるって難しいですよね。私は「朝に洗濯物を干す時とお風呂に入る時」と決めて行動しています。みなさんの行動パターンの中に当たり前のように組み込んでいけると良いですね!
振動を与えることは、基本的に血流がよくなり健康的になります。あなたの唇も魅力的になっていくかもしれません!
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・45分レッスン×3回です。
・期限は初回から1ヶ月。
・最終回後に100文字程度の感想を送る
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